雨上がりのコンテナヤード・Silversalt Dev.の保存方法について

kodak t-max100 cosina voigtlander ultron 40f2sl nikon f3

新潟東港に隣接するコンテナヤード。

雨が上がって陽が射し始めた頃でしょうか。なんか空気澄んでたな。休日で大型トラックの行き来がないからか、それと雨が大気の汚れを洗い流してくれたせいか。

22日、日曜午前中に撮影し翌23日未明に現像してる。外は激しい雨。屋根瓦や雨樋を穿つ鈍くて重たく低い音が家のガラス窓や壁を伝い響いてくる。部屋の窓を全開にすると、さながら工場の構内に迷い込んだような錯覚すら覚えた。モノクロフィルムの現像はそんな中で続けた。

現像液保存の話

現像液・silversalt は最初の開封から6回目。現像する度に100㎖容器から定量の薬液をメスシリンダーに流し込んでるが、これが厄介だ。慎重に臨まないといけないから1分ほどかかってしまう。

この間に保存容器の中に空気が入り込んでる。残りの薬液はそれだけ酸化が進む。注ぎ終えると急いで酸化を抑える保護ガスを容器の中に吹き込んでキャップをねじ込むわけだが、キャップ内側には黄色く変色し結晶化した粒がこびりついているから、キャップを回すとジャリジャリ伝わる。

ただ、今回6回目の使用にしては薬液はさほど山吹色になってなかった。これは保護ガスの効果だろうか。今後は更に薬液が少なくなる毎に保存瓶を小型化していこうと考えている。要するに空気に触れる面を小さくする(既に瓶を京都の専門店から取り寄せてある)。

Silversalt Dev.:希釈1+20 20℃ 14分10秒 30/60/1

Like Ink wash painting・toyanogata/niigata 

新潟市古町散歩 坊さんの視線が気になるんだ・NikonF3&35㎜

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

最近の記事

PAGE TOP