雪原のハンノキが教えてくれたもの

ACROS100Ⅱ Ai-Nikkor 35f/2s NikonF3

夜明け前に気温が下がってきた。

辺りが白んでくると、雪原からは霧が沸き始め、遠く視界が遮られていく。

それをポケットに入れておいたオニギリを食べながら見守る私。

懐中近く保存してたから体の温もりでちょっとは食べやすいかな。

全然でした。

カチカチではありませんが、冷たくて味わう気分じゃない。

咀嚼して胃に落とすだけ。

ハンノキの枝が凍り付いてピカピカに化粧してる。

遠くがどんどんかすれてゆく。

足元がジンジン痛くなってくる。

陽が射せ、出て来い太陽!パァ~と来いよ!

お願いだぁ~。

無理でございました。

未練がましくカメラ構える私。

ネガ

現像後のネガを風呂場に干して、ちょっと引いて息を殺して眺めた。

ダメだこりゃ・・です。

ようやく解った。

コントラストある写真にしたいが為に安易にアンダー露出に拘りすぎていた。

カメラの露出値を疑った事があったけど、やっぱ俺がいけないんだ。

そのことを所属するSNS写真同好会にぶつけてみた。

寄せられた先輩方のコメントが的を射ていて目が覚めた。

「ポジと同じ感覚で露出を切りつめるのは得策じゃないよ」

「プリント時に印画紙の選択等でコントラスト付けられる」

・・そうだ、ちゃんとした写真はネガ原板がしっかりしてるんだ。

そのこと忘れてた。

頭からスッカリ飛んでいた。

ネガをライトルーム等で細工せずにコントラストある写真にスキャンできないものか・・そのことに拘りすぎていたんだな(前から自分のやり方に疑問持ちながらも続けていた)。

しっかりとした適正ネガがあって、その上で自分の意図した印画紙を選択する。

コントラストつけるのはプリント時の作業でもある。

つまり、ネガの現像は作品づくりの途中なんだ。

やっと気づいたよ。

1月23日撮影(久々の土曜休日)

ミクロファイン 1:1 24℃ 9分

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