東の空が赤く染まり始めていました。
雲が赤い波長を反射するいつもの朝焼けとはちょっと違い今回は大気中の水分粒子が赤く染まっているような感じです。
春に『ハンノキ赤く染まれ~!』を撮影した時と同じ色合いでした。
遠く山の端が見るまに赤い帯で縁取られていくと、凪いだ水面も歩調を合わせるかのように赤く、ゆっくりとろけるように広がっていきます。
それはそうと、私には“〝年増のくちびる“に見えてきます。
〝ルージュ“という言葉の響きから連想する小奇麗さはありません。
いよいよ毒々しい、意味ありげな赤に染まり始めてきたのです。
掲載写真はまだ毒々しくなる前のもの。
RVP100 28㍉ NikonF5 上沼橋から
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