晩秋 海

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夜明け前から降っていた雨が午後になって止んだ。まだ雲が低く垂れ込めた山際を見やり気が変わり、新潟市は北区の海岸へとやって来た。

風、ちょっとある。砂が飛ぶほどでもない。

波、これもちょっとある。荒々しくない。

空、なんだか不気味な雲。

西は陽射しがこぼれているのに北は墨を吐いたような暗雲。その雲の下辺から筋が1本タラ~と海面へと降りていくのがちょうど見えた。

あれって・・竜巻の前兆?

立ち止まって眺めていると、次第に形が崩れ薄くなって、終いには消えて無くなってしまった。

ちょっと明るくなってきた。

砂の模様を撮りたいが・・

波打ち際、砂浜を波が洗うでしょ、打ち寄せ、退いて。

その退いていくときに砂が模様を描きますね。

風だったら風紋。その波バージョンです。

それを撮ることにした。西陽は斜めから眺めると対象が立体的に浮かび上がるから、午後は都合がいい。

砂浜を歩いてみた。

いっぱい出来上がっていく。

打ち寄せられた流木に波が当たって、その波が退いていくときに、流木についた不純物みたいな樹皮みたいな粒も砂混じりに流れていくのです。

その流れのカタチが良さげなモノを狙っていたのに・・。

波が来る。

当たり前なんだけど、シャッターを切る前に次なる波がやって来て、それまで出来ていた模様がサ~とキレイに消えて無くなる。

前の波より大きくドバ~とやって来て、「ざまぁ~みろ!」と言わんばかりに全てをかき消していくんだね。

これはタマリマセン。

砂模様が駄目なら、何がいい?

これで諦めて帰るのもなんだし、考えましたねぇ。

波が浮かんだ。波を撮ろうかなと。

渦巻くような波を撮りたいな。

冬の到来を思わせるような寂しげな海もいい。

レンズの絞りはf13からf16あたりで1/15秒から1/30秒で色々試してやってみた。波がやって来て砂浜を舐め回し、戻っていくときにパシャ~。

RICOH・GRⅡ  27日撮影

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このサイトについて

NikonF5にFUJIFILMのRVP100詰めて、「ホントはデジタルカメラも良いんだけど」、という素振り一つ見せずアナログ道を突き進んでいる。 身近な自然をテーマにしているが、これは裏を返せば遠くへ出掛ける経済的余裕が無い事を言っているのに等しい。 そんなヘンテコ親父の撮影日記です。

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