先月31日、日の出直前の空模様は良かった。朝焼けじゃなくて雲の表情なんだけど。太陽の斜光線が上空の雲を次々に浮かび上がらせていくんだ(写真)。
それは様々な雲が集まって、その場の雰囲気を表すなら混声合唱団みたい。
鳥屋野潟を一望出来る橋の街路灯にとまったカラスを指揮者に喩えるなら、葦原から湧き出るオオヨシキリの声や飛び去る際の足蹴りを食らわすようなアオサギのダミ声は何にあたるのかな、なんて、ぼ~と考える。
そんな僕の視線のずっと奥に横たわる雲達。頭の中の空想と目にする光景が重なり合ってそんな風に思えるのでした。
写真の真ん中は薄く細い絹糸がス~と流れている。じっと魅入っているとヤワヤワと揺れ動いている感じ。しばらくすると頭上高く手荒な雲がゴロゴロ転がってきた。
じつに個性豊かな雲が集まったなぁ~。
RVP100 Ai-Nikkor 35f/2s NikonF3 鳥屋野潟 5月31日撮影
*撮影当日のFacebookに掲載した写真はGRⅡで撮ったものです。
白黒フィルム再販
昨年秋に製造販売を中止した白黒フィルムがファンの根強い要望に応え復活する。
入手困難になった原材料の一部に新材料を使い、装いも新たに今秋登場する。
これまで白黒フィルムなんて使ったことがなかった。それでいながら販売中止のニュースを聞いて寂しくなった。
ちょっとこの世界も覗いてみたいと思っています。
販売価格、まだ知らないけど。
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