家に居るときは大概は床面に対して体が水平になっている。
ゴロンと寝転がった状態で、1回転して手を伸ばし、テッシュを取る。
もう1度回転すると冷蔵庫の取っ手に手が掛かる。
さらに回転し左腕をテーブルへと伸ばすと、テレビのリモコンを握れる。
こんな生活を数年続けていると、立ち上がって二足歩行すること自体が私にはなんだか“衰退的進化”に思えてくるのだ。
社会生活を維持しなくちゃいけないから、少なくとも二足歩行するのは家から出たときぐらいでいいんじゃないの・・って、本気で考えてしまうのだ。
だから、逆さカマキリを眺めていると、
「オイ、大丈夫か?」
とか
「疲れないか?」
なんて、声を掛けたくなるんだな。
推察
この姿勢のまま、じっとして動かずにいたんだ
獲物を待ち伏せか?
それとも産卵でも?
いろんなことを考えていましたが、すぐ脇でハラビロカマキリを発見。
次なる被写体としてパシャパシャやっている最中にコイツを見やると身体が横に。
時間差でまた覗き見ると頭が上。
やっぱ、逆さは苦しいんだ・・そんな結論に達したのでした。
(多分、いつまでもその場にいる私が胡散臭かったのでしょう)
RVP100 Ai-Micro Nikkor 105 f/4s NikonF5 9月30日撮影 鳥屋野潟公園
*鳥屋野潟公園では10月の1カ月間、【カマキリ祭り】を開催中と聞いた。
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