体は白黒、ストローは黄色・ゴマダラチョウ・Ai-Micro Nikkor105F4s

昨年夏、エノキやコナラの高い所で飛び交っているのを見ていた。

「持っているカメラ道具では無理だろうなぁ」と撮影は諦めていたが、今季になって、このクヌギの樹液をチュウチュウしているシーンを見かけるようになった。

同じ個体ではないにしろ、此処で生まれ育っている以上、行動パターンはそんなに変わらないだろうと、それなりに観察してみると、親子連れがこの幹の周りにいたから。

カブトムシ探しなんだな。

みんなの公園でもあるし、邪魔する訳にもいかず、観察するしかないもんね。

気休め程度だが、涼しくなった夕方に来てみた(夕方の斜光線は木々が邪魔することなくこの幹に当たる)。

いたぁ~! それも・・なんとアンタだけ!

遠くからパチリ、また近づいてパシャ、さらに寄ってこんな画角になった。

紛れもなく、ゴマダラチョウ。図鑑そのままに口吻(こうふん)が黄色い。

頭上には仲間がもう1頭舞っている、近くの楡の木の上ではコムラサキが2頭じゃれあいながら追いかけっこ。結構速くて忙しないんだな、アイツら。

構図

「ヘンテコな構図だなぁ~」

その通りかも知れません。

できるだけ余分なものが写らないようにした。

チョウの頭の先には細長い枝が1本右に伸びている。画面を右に振るとその枝の一部が入り込んでしまう。それを嫌ってこんな画角にしている。

撮影中にスズメバチが右からやって来た。

一寸、怖い。

いや、かなり怖く、此方は静か~に引き下がる。

一方このゴマダラチョウ、あんまり気にしない。それどころか逆らったりする。

終いには仲よくチュウチュウしていたかな。

高い所で幾何学模様を描いていた仲間のゴマダラチョウは、此方がさがると、しばらくして低い位置からこの幹に近づいてきた。

やっぱり右側から。

樹液の匂いが左から右へ流れているのだろうか。

鼻をクンクンさせてみた。匂いはするが、風に乗っている感じは全くない。

RVP100 Ai-Mocro Nikkor 105 f/4s NikonF5   新発田市 7月中旬撮影

[ad#co-1]

湖面までも朱に染まる鳥屋野潟・7.28水害の話を少々

街の音 鳥屋野潟・空間を隙間なく埋め尽くす蝉の音がいきなり逸れた

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

PAGE TOP