既出の『藤色の夜明け』後、「山の端が燃えてくれぇ~」と願っていましたが、遠くの山なみさえ霞んで見えず。
水面は微かに揺らぐ程度で「こんな時に遠くの稜線沿いが赤いルージュを引いたようになったら、どんなになるのか」などと思案しながら腰を下ろしていると・・・
「どうも、すみません」風に太陽がちょこんと顔を出してきた。
この時期、日の出前にスッコ~ンと晴れ渡ると山の端が真っ赤に燃えるのですが、この日はこんな具合で朝がやって来たのでした(26日撮影)。
RVP100 AI Micro-Nikkor 55 f/2.8s NikonF5 福島潟
魂が揺さぶられる
『ねむの木のこどもたちとまり子』 平成17年、ねむの木学園発行の画集。
古本屋で有名どころの絵画集を探していて、めぼしい画集を手に取ってはパラパラめくり、本棚に戻しては次、次、次。なかなか決まらない。
ところがこの画集を手にとって、中を開いたらクラッときた。
全て学園の子供達が描いた絵。吸い込まれる絵で、ウルウルと涙目になっていく。「心が洗われる」とはこういう事をいうのだろう。
この本を連れて帰ったのは言うまでもありません。
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