いともあっけなく見つけた。カタクリ、キクザキイチゲの中にポツンと。
稚児ユリのようで少々小ぶり。昨年の株と別の株かもしれない。
3,4メートル四方で3株の白花を見つけた昨年と違い、本日は一本のみ。
土の中が温まりだしたらほかの株も姿を見せてくれるだろうと期待する一方で盗掘に遭うのではと心配もする。私のそんな気持ちが顔色に出ていたのか品のよさそうな老夫婦が近づいてきて話しかけてきた。
「姿を見せましたね」と。察して「ホッとしました」と答えると二人ともにっこりとほほ笑んでくれた。互いに白花の行く末を案じていたんだな。
RVP100 105mm NikonF5 2015年3月下旬撮影
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