“よこしま”な日没

一瞬『日本海夕陽の森公園』という看板が見えて、車を引き返して入ってみた。

砂地の駐車スペースがポッカリ空いているだけ・・でございました。

それなのにアベックの車が入れ替わりだ。1台・・2台・・3台・・思わず「いらっしゃいませ!」とニンマリしてしまう。

防砂林がずらっとあって、幹線道路から目隠しだもんな。

しかしなんだな、入ってくる車はみんな黒色だ。腹黒い男が運転してんのかな。

だからカメラ片手に登場するのは気が引ける。「あんた方には興味ないもんね」と無表情を装うもビビってしまう。やっぱりニタ~ッとなるかな。

車の中の特に男性のほうが「何事だ!」風にボクを見る。

その脇を「ちょっとゴメンナサイね」とペコリ頭を下げ、波打ち際にやって来た。

天気が目まぐるしく変わる土曜の午後。

午前中仕事して、ストレスを発散したく新潟市内の海岸線を回っていたのでした。

この日は粟島がよく見えた。佐渡も。

飛び砂も無いようだから、「カメラ機材は大丈夫」と言いたいところだが前回の失態で相当な免疫がついてしまった。

浜風の中でレンズ交換さえもしたくないので、車の中で180ミリのレンズを装着して、厚手のビニール袋で包んで、さらにバックに入れて浜辺に立ったのだった。

・・・取りだして三脚にセットするの、時間かかるなぁ・・

波模様が黒くつぶれないように明るめに露出を設定した(カメラの出目数値に対し2/3段+補正)。その分、夕陽の朱色が薄れてしまっている。

暗部を明るめにする特殊なフィルターがあるらしいが、あくまでフィルムの発色を楽しみ、露出の“落とし処”を模索している。

新潟に化石人間が一人ぐらい、いてもいいだろう。

そんなことよりアベックの車を見て、“よこしまな想像”をしたわけではないが、目の前の雲も「よこしま」に見えてきた。神様は何でも知っている・・。

*「よこしま」でも漢字にすると「横縞」と「邪」があるからね。

RVP100 Ai-Nikkor 180 f/2.8s NikonF5  四ツ郷屋浜 25日撮影

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夜明けの小舟

シンメトリーな福島潟

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