ずっと遠く、山の稜線上で堰き止められた雨雲がだんだん折り重なって、地上と天井との境目がなんだか狭まってきたみたい。
寝息一つ立てずに眠っていた湖面も夜明けを迎え、鈍く浮かび上がってきた。
白むにつれ、自分の居場所が無くなってくるようなある意味『息苦しさ』を感じたのは自然の繊細なゆらぎを愛でる私のセンス?、それとも単に『狭心症』の疑いか。
後者だろうな・・
先日おこなわれた定期健康診断の結果が待ち遠しい。
それはそうと、バリウム飲んで、レントゲン室に入る。あの後、台の上でグルグル回転したり、頭が下になったりする。あれ、疲れるな。
右回りがどっち? 腹這いってなんだっけ?・・体だけでなく頭も疲れる。
そのうち支える腕の力がへたって、下向きになった時なんか首で体を支えてしまう・・
毎年同じ事思うんだ。
操作している技師の顔は見えないけど、ガラスの向こうで笑ってるだろうなって。
RVP100 AI-Nikkor 35 f/2s NikonF5 10月中旬撮影
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