最初に見た時、ミドリヒョウモンの♂(左)とイチモンジチョウ♂、男同士しかも異種間交尾と。「オ?、オォ~!」と林の縁で空を見上げて叫んだんだ。
「こんなの・・あり?」・・冷静に考えればあり得ないんだけど。
まぁ、興奮しすぎて、周りが見えなくなって、この後にカメラ載せた三脚が倒れる悲劇に見舞われてしまいました、はい(倒れていくその様、目に焼き付いてます)。
胎内平はいつ来ても新たな出会いが待っていて、本質を見失う者にはとんでもない天罰を下す・・ある意味そう確信せざるを得ない出来事でした。
カメラやレンズは帰り道、専門の修理店に持ち込んで診てもらったら、微妙な返事。愛好家なら分かると思うが、この“微妙“は主を狂おしいまでに悩ませる。
そう言われて、「ん、わかった」なんて言えるわけ無いって。「悪いとこは全部、とにかく全部直してくれ!」・・誰だってそう言う。
緊急入院となったから、一先ず機材の心配事は入院費の工面以外には消えた。すると、メラメラとこの光景が頭に浮かび上がってきた。
「ありゃぁ・・何だったんだ?」と。
そこで知り合いのブログへ「蝶の世界にも異種間交尾ってあるの」とか「♂同士でチョメチョメすんの」とか投稿したりしたのだった。
風呂に入って、頭をシャンプーしてる最中でしょうか、はて?!・・
「もしかしたら、根本的に俺の目が節穴だけかも・・」となって、ネットや図鑑で調べて見たら、全く同じ交尾シーンが載っている。
コメントもあって「・・メスはクロっぽいのでメスグロヒョウモンだよ」と。
じゃあイチモンジチョウと思っていたのはメスグロヒョウモンの♀?
・・・全然普通じゃん・・アハ、アハハ。
「♀はヒョウモン蝶の中間でも極端に模様が異なっている。イチモンジチョウと勘違いする人も・・・」ともご丁寧に書いてある。
アハ、アハハハ・・それ・・俺だ。
観る
接合した尻が離れないように、互いの脚を絡めようともしているのでしょうか。片脚を伸ばしている。この状態で体ひとつ分左右に動いたりもする。時々、どちらかが翅を開いているが、あれはバランスをとっているのかな?
的中
鳥屋野潟でお会いする例のおじいさん。某県民新聞の元カメラマン。しかも現役バリバリで某新聞社所有のビル社屋の中で開催される写真教室の講師でありました。
RVP100 AI Micro-Nikkor105 f/4s(f5.6半、1/125) NikonF5 胎内市 9月上旬
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