鳥屋野潟公園、花育・食育センター側一角での撮影。
ここは夏の間、湖底の堆積物を汲み上げる機材の搬入路であり仮置き場だった。
撤去後は我先にとばかり成長し、風にそよいでいた雑草。
誰も気にも留めない雑草でもある。
それが秋の深まりとともに色彩が薄れ、冬の足音が聞こえ始めるとやがて枯れ草色に変わり始めた。冷え込みが強くなるにつれ濃なっていく。
ムラサキシキブの撮影のため近くを通る度、気になっていた。
低気圧が通り過ぎた翌朝、陽が射し急いで現場へ行くと辺りには枯葉。
太陽に向かってしゃがみ込み、そのまま腹這いになる。
するとどうでしょう。くすんだ枯れ葉と紅葉が鮮やかに光り輝いて見えます。
上着もズボンも濡れたけど、枯れゆく儚さにただ感動するのみ。
ベルビア100 105ミリマクロ NikonF5
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