撮影の背景
待ちに待った朝陽が伸びて、一気に光輝きだした名も知らぬ下草達。一方、新たな命に世代を託したかのような朽ち葉も印象的。後者を主役として捉えてみました。
ほぼ逆光の位置にカメラを構え、太陽光線でレンズにハレーションが盛大に発生していてもお構いなし。かえって臨場感出るかな・・くらいの気持ちで撮ってみた。
朝陽は地面を温め、草木を目覚めさせる。サク、パチ・・耳を澄ますと目覚めの音さえ聞こえてくる。生暖かいゆらぎも沸き上がってきた。
朽ち葉はその様をどう感じ、見ているのだろう。
「今度はあんた達の番だからね」かな。
新芽が一本、朽ち葉を持ち上げ、天を向く。
RVP100 AI Micro-Nikkor105 f/4s NikonF5 4月30日撮影 新発田市
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