今年は紅葉の当たり年・・・みんなそう言う。
一方で僕は「紅葉じゃなく熊だよ」と捻くれた気持ちでいた。けれども街中を歩いているうち、街路樹の葉の色付きの見事さに立ち止まることが多くなった。
踏み石が延々と続く林の中でこの被写体に出会う。
石の窪みに雨水が溜まっていて、朽ち葉がピッタリ張り付いている。石は安山岩だろうか。葉との色の対比が美しい。しかも斜めから覗き込むと雨水の中に小宇宙が見えたりする。
こういう事もあるだろうと、ポケットには必ずGRを入れてる。
自分の影が極力映りこまない位置でしゃがんで、膝頭にGRを手にした腕を押し付けポチる。カメラブレが心配で何度も繰り返してると体力のないオイラは膝がガクガクしてくるわけで、そうなってくると、膝を支えにカメラを固定していること自体がカメラブレの主因になるんだよね。
【撮影は体力のあるうちに】・・・新たな発見でございました。












