「かるたの講習会に参加したい」という娘を連れて昼間は三条にいた。
会場に着くと、「あと帰り、ヨロシク!」と言い残し階段を駆けていく娘。
セブン・イレブンで買い求めた100円コーヒーをフウフウ、チビチビ飲みながら遠ざかる娘の後ろ姿を半ば呆然と見つめ続けるワタクシ(俺は単なるアッシーなのね・・)。
その時でしょうか、視界の隅で後ろ姿が小刻みに震えている女性の姿を捉えた。
振り返ったその女性、娘と同じ同好会所属の大先輩のお方でした。
「ごめんなさいね~ ちょっとおかしくて笑ってしまいました」
「年頃ですからね~ 大丈夫ですよ 心配なさらなくても」
(・・・別に心配はしてないし・・予定は組んであるもんね)と言うわけで、保内の植物園にやって来た。久しぶりに見る公園は・・こんなに広かったっけ・・?
案内板を見ると裏山が周遊ハイキングコースになってるみたい。
早速、カメラと三脚を持って登ってきました。
森の中は春の渡り鳥たちのさえずりで満ちあふれていてクロツグミ?、キビタキ、それにサンショウクイのあの独特なさえずりが頭上から降り注いできて夢のようなひとときでした。
それから、セミの声を初めて聞きました。アブラゼミやミンミンゼミとは違いますが、確かにセミでしたね。もしかしたら「春ゼミ」かもしれませんね。
その帰り道に目にしたのが、地中から突き出たタケノコ。何度も行き来し踏み固められた地面が所々盛り上がっています。それもうまそうなものばかりが、至る所に散らばっていました。
ちなみに、皮がまだ付いる状態で約10日の期間を「筍」と呼ぶそうな。
頭から離れなかった娘の姿でしたが、この時は忘れておりました。
最初は45度ぐらいの高さから、そのまま視線を下げていき、腹這いになったところで何度もシャッターをきる。三脚は使用せず、両肘を地面につき、カメラを掌で包み込むように撮影。
RVP100 AI Micro-Nikkor105 f/4s NikonF5 5月3日撮影
[ad#co-1]
この記事へのコメントはありません。