赤谷廃鉄橋・Ilford HP5+の現像に悩む

ILford HP5+ Ai-Micro Nikkor55f2.8s NikonF3

加治川ダム手前の廃鉄橋。

雨上がりの曇り空から時折り陽が射す。カメラには55㎜の標準レンズが付いている。廃鉄橋と並行する橋から狙っているが、他に撮影場所がない。横位置か縦位置かである。

他のSNS上で取り上げてる写真も同じような構図だしね。

撮影データは前回と同じ。

現像に問題か・スキャンに問題か

現像液は1年半前に小分けしておいたSilversalt Dev.。水20:原液1の割合で現像液を作成。原液の入った小瓶は使用後に酸化を防ぐ保護ガスを充填。おかげで酸化の目印・液体色変化はまだ薄い。

水温20℃ジャストで現像開始。30秒回転撹拌後60秒ごとに1回撹拌。

これを現像時間13分30秒終了まで続けた。

停止液30秒・・長かったかな。

水洗いを経て二浴定着へ。これがひっかかる。

2回とも長い。1回目が9分。2回目が6分。現像を終えてタンクからリールを取り出した際の衝撃が頭をよぎるからだ。他のフィルムと比べて極端にベースが濃い。

定着不足か。それとも本水洗いが足りないのか。

のちに、この定着時間は無駄に長いと判った。過去数回、5分5分、7分5分でやってる。その時のフィルムベースの色と今回の色を見比べてみた。全く同一。透けてるが濃い青灰色。

じゃ、本水洗いに問題か。

流水は5分程度と気休めで、俺の場合はタンク内加圧撹拌する。10回とか5回とかタンクをグルグル回転して排水。これを数回繰り返す。これがまだ足りないというのか。

いや、そうではないだろう。

じゃなんで、スキャンするとマゼンタぽい白黒に見えるんだ?

眼下の秋・相性の悪いILford HP5+で撮る

長閑な秋の日とアリ地獄

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