紅空の向こうに鬼海弘雄氏の故郷がある

gr3x(かるくHDR調)

直線距離にして約110㌔ほど。微かに赤らんだそのずっと向こうに巨匠が生まれた故郷・寒河江市があるんだ。数日前に鬼海弘雄氏のエッセー本を購入したせいか、そんなことを考えていた。

それにしても、氏の綴る文章には味がある。黙読するのがもったいない。音読してその余韻に浸りたくなる。残念なことに僕の発声は低くかすれてる。

ああいう心の琴線に触れる文章と巡り会うと声を出して読んでみたいとする気持ちと僕の濁声が頭の中で喧嘩する。星野道夫氏のエッセーを読んでいる時にも同様なジレンマを感じる時がある。

台風10号が九州に上陸後、四国辺りで迷走中。

*鬼海弘雄氏の写真集『ペルソナ』を買おうか迷っている。新刊は手に入らない。中古になっちまうが、相場が4~5万円台とメン玉が飛び出る値段だ。『ペルソナ最終章』は持っている。

鳥屋野潟・悠久の朝焼け

芙蓉の花は象さんの鼻

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