床に仰向けになりカメラ構える。明るい中心部は液晶画面で視認できても壁面の影の部分は全て真っ暗。どこがどう画面から切れているのか、どこを残しておきたいのか作画が不可能。
明るい空や周囲の強い光で液晶画面が見づらいのだ。
そりゃそうだ。
明かるいと人のメン玉は瞳孔が小っちゃくなる。そんな状態で暗い部分が見えるわけがない。まして60を過ぎた人間だ。瞳孔調整筋は死んだも同然だ(そんな筋肉あるのか?)。
カメラの液晶照度の設定をいちいち変えるのは面倒だ。
ある程度予想で角度を変えて数枚ポチる。起きあがり建物の影へ移動して画像を確認する。これをくたびれるまで繰り返した。で、採用した写真はと言えば、撮影開始時のモノ。
なんなん!・・肉体的疲労に精神的疲労がどっと加わった。
こんな場面では外付けファインダーが便利だ。パララックスは経験で解消できるだろう。とにかくソレが必要だ。予想で画角を微調整するほどつまらないポチリはない。
16日撮影
風に潮の匂い
ココは風が強くて有名だ。寝転がっていても、伸ばした腕に風の力を感じる。立ち上がると風がモロにぶつかる。その時なんだ。潮の匂いがした。海を渡ってきた風だと判るんだ。
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