近くのコンテナヤードを除雪後の礫を絡めて撮影しようとカメラを身構えたら、視界に人物が入り込んだ。フェンスに隠れて車もある。僕をそれとはなしに監視してるのか?
此処では百発百中で人が出てくる。それでいて話しかけもしない。何気に様子を伺い通り過ぎていくだけ。なんなんだよ!・・「写真ですか?」って声ぐらいかけろ。
でも・・ひょっとして・・俺の思い過ごし・・ってことも有り得るかな・・
どうでもいいけど、コンテナヤードは対角線上に太陽の陽が眩しくて(その時点で太陽が見えてんだ)撮影できずに場所を移動して、この場所へ来ている。
制限区域の手前で
フェンスの網間にGRの鼻っ面を差し入れて撮影している。僕の見ているモノはなんだろう?不思議な得体の知れない物体が目の前にあるのは事実である。
僕にはなぜかシートに覆われた不可思議な物体が遺体を包むシートに見えてしまう。戦場で亡くなった兵士を包むアレと重なってしまうのだ。
背景がどんどん変わり始めた。急に暗くなって風が吹きだした。雲の中で冷たい嵐が動き出したようだ。近くに止めた車のボンネットが俄かに煩く弾けだした。霰まで降って来た。
僕の肉体が次第に硬直していくのが判るのだ(大袈裟だな)。
元旦撮影
キタァ~・・揺れるぞ!
(午後4時過ぎこの記事を書いている最中に地震発生)
初めて「ヤバい」と感じた。椅子から立ち上がりテーブルに手をついた。棚から電気スタンドが落ちた。本が飛び出した。なぜか石油ストーブは冷静に消化できた。
下に降りていくと娘がテーブルの下に潜り込んでいた。
ガスは止まった。水道の水の出は悪い。テレビは緊急放送に切り替わった。外を見ると車や歩いている人が多い。近くの高校が避難場所に指定されたせいか。津波警報が発令された。
NHKの女性アナウンサーの切迫した声が間断なく流れた。
・・・そしてとりあえず、この記事を完成させようぐらいの余裕ができた。
被害状況はまだわからない
問題は石川県輪島だ。震度7という。火災も発生してるようだ。
2024年初日に・・正月気分は吹っ飛んだ。
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