Rollei Retro80s Ai-Micro Nikkor55f2.8s NikonF3
ほんとにあった怖い話
26日夜、寝る前にモノクロフィルムのストックブックをパラパラめくって、フィルムのベースの抜け具合をライトボックスの明かりでチェックしているときだった。
現像覚えたての頃と比べたら随分と進歩したな・・と自画自賛してた。
ムフフ・・とな。
ところが、ある気になる点を見つけてしまった。
パーフォレーション脇のガイド表示、ローマ字やナンバーが薄くなったり、消えかかっている。「これは一体ナニを意味するのか?」「水洗いのやり過ぎか?」と不安になった。
ストックブックの最初のネガをチェックする。
同じじゃないか!
しかも、ネガの前半部はクッキリ表示されてるのに後半部が薄れている。
ストックブックのすべてがそうだ。
「後半部分に・・」
つまり、リールの外周部分である。撹拌時に一番大きな水圧が加わる。
遠心力とか・・コンチクショ~!
俺のシャカシャカ、ダイナミックな撹拌、終わらない水洗いが凶と判った瞬間。
頭が真っ白になった。
まずいな!
攪拌スタイルの早急な見直しが必要
そもそも、こんなスタイルになったのは富士のACROS100Ⅱとベルゲールパンクロ400の水洗い時の抜けの悪さのせいだ。ガツンガツンに力を入れて長時間やらないとベースが透明に近づけない。
そのスタイルのまま古典的フィルムの水洗いにも応用してた。
乳剤層まで一部剥がれ落ちてると思う。
ルーペで覗いたりスキャナーでスキャンしたネガの中には「なんか乾いた汚い」印象を持つコマが存在していた。「なんでこうなるんだろ」「露出バッチリなくせに」と。
コレね!
原因判ったよ!
次回の現像から本水洗いは「永遠に、手首が疲れるまで」➡「5回倒立撹拌×3,10回倒立撹拌×3、20回倒立撹拌×2」にし、撹拌強度も柔らかめで実行してみる。
やれ~っ!
最後に写真のコト
21日の春分の日だな、加治川のさくら公園です。
普段あまり訪れないが春先はイイね。
葉っぱを入れて構図に上手く入れたの判るかな。
現像のコト
Adonal/Rodenal(1+100)20℃ 52分 最初に30秒間倒立攪拌、30分経過時に1回倒立攪拌・・4分の定着2回を経て最終水洗いをやりすぎたようだ。このカットの実害は不明。
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