ACROS100Ⅱ Ai-Nikkor 35f/2s NikonF3
山の下みなとタワー敷地内のフェンス。
年末寒波の襲来中でここへ来たら風凄いんだろうなと思ってやって来た。
想像を超える風の強さに参った。
立って歩けない。
建物の外階段なんかステップ自体ツルツルだし怖くて上段までたどり着けずに引き返した。
建物の影でしゃがんだ状態なら撮影できるだろう。
それがコレ。
体を設置された自販機に押し付けてシャッター切ってる。
12月末撮影
現像
使用液を設定温度以上に上げ過ぎてしまい、しばらく放置したけど、上昇した水温って下がるの遅いのですね。時間をかけて液温を安定させるつもりでしたが、うまくいきません。
21℃なのか20℃なのか、どっちつかずの状態です。僕は根っからアナログ派だから水温計は昔からのアレ。デジタル水温計の方が見やすくて取り扱いが簡単でしょうけど、嫌いだ。
現像液が落ち着いた状態になる間にダークバック内でリールにフィルムを巻き込んで、それをタンク内に入れてしっかり蓋をして現像開始前の準備は全て完了しておいた。
現像液の水温計はまだ一体どっち?状態。
迷った末に20℃、13分でやってみることにした。
そうやって、一通り現像作業全体の工程が終了し、温水シャワ~で“霧吹き”を終えた風呂場にネガ干し。そのネガを息を凝らして上から下、下から上へ目で舐める。今度は体を引いて全体を見つめる。
・・・オーバーかな・・
今年最初の現像始めは溜め息が漏れた。
現像液:ミクロファイン 1:1
昨年末の現像失敗
実のところ昨年末の最後の現像を失敗した。アクロス100ⅡをT-MAXデベロッパー1:9の希釈、21℃、9分30秒でやってみた。結果、最後の水洗いが不十分だったと思う。
定着終了後、タンクからリールに巻かれたネガを見て一瞬ギョッとした。
何だこのネガの色?
黄土色?ちょっと緑がかった黄土色とでも言うのかな、なにせ初めて見る嫌な色。
それで気落ちしてしまった。
水洗い、普段のアクロス100Ⅱの水洗いと同じ感覚で臨んだのだが、どこかで手を抜いたんだろう。ネガのベースはピンクかかってていつもより濃い。つまり抜けてないのですね。
水洗い促進剤QWを途中で使用してるのですが、上手くいかなかったです。定着終了直後に見たネガのヘンテコな色は無くなっていたのですけど。
干したネガ、ダメ元でもう一度リールに巻いてタンクに入れ、入念に水洗い後、定着10分やって、その後の問題の水洗い、気合い入れてやってみた。
最初よりはベースの色が若干だが薄くなった。
でもかつて現像失敗してたアクロス100Ⅱと同じベース色なんだ。
手強い。
定着、水洗い、そしてその攪拌内容を見直ししないとまた同じことになる。
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