鷹巣キャンプ場にカタクリの花を撮りに来た(31日の話)。
26日の月曜日、一度確かめに来た時は地面に「これ、カタクリの葉っぱじゃねぇ」ぐらいでキクザキイチゲの蕾の間から「わたくし、カタクリになるの」程度だった。
それが31日の午後、陽の当たる場所では盛大に咲き誇っているではありませんか。
なのに1枚も撮らずに帰ってきた。
いや1枚も撮れない・・が正しい。
風だ。
ファインダーで覗き込んでピントを合わせて「ヨッシャ~ッ」とシャッターを押そうとするとタリラリラ~と風がそっと吹いて花芯が揺れる。
それを何度もやられて陥落した。
しかし考えたんだな。
少しぐらいの風では揺れない対象は・・ふきのとう・・それしかないもんね。
めぼしいモデルさんを探してみた。
あった。
開渠といって地面にむき出しの水路の中。
堆積した落ち葉の中から「ウリャ~」と元気良さげに頭をもたげていた。
でかくなりすぎて採って食べる気にもなりませんでしたが、自分の若い頃、大いに悩んだ男女間の「三角関係」を思い出しながら撮ってみた。
左部分が影になってしまったが、こちらの撮る位置を変えてしまうと構図面で均一な三角にならないんだな。
RVP100(ReversalFilm) AI Micro-Nikkor105 f/4s NikonF5 関川村鷹巣キャンプ場にて 3月31日撮影
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