撮影中、体が冷えてきて、足踏みすると、大体はザクッ、ザクッという土音に変わっているから、暗がりの中でも、予想はつく。
それで、夜が明けるにつれ、白の大地が浮かび上がってくると、より一層寒さや、冷たさを感じてブルブルなってしまいます。
そんな時は太陽の陽の光が、ことのほか嬉しいもんです。
山の端から光の束がゴ~ッとやってきて、霜を溶かしていく。
這いつくばってながめていると、小っちゃな音がするんだな。
プチッ、サッ、・・・寒さに身を屈めていた葉っぱのお目覚めか。
それとも、本格的な冬の到来まえの屈伸運動なのでしょうか。
その葉の中に老い葉が1枚、抱かれたように横たわっています。
死せる葉にも、生きる葉にも陽の光が降り注いできました。
RVP100 AI Micro-Nikkor 105 f/4s NikonF5 11月18日撮影
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