山影蒼く ノビタキ・谷あいの山里は渡り鳥の集結地・新発田市赤谷


大きな川を隔てて蒼く沈んだ山肌は新発田市米倉の山々。

野焼きの煙がほどよく地表近くを漂っていて、川の流れに乗っては一塊となり、揺らいでは、秋空に吸い込まれ、消えていく。

葉の上にいるのは換羽を終えたノビタキかな。

旅立つ前に腹ごしらえでもしているのか、忙しなく動き回りウドの果実をついばんでは、お気に入りの葉の上に乗ってはまた、降りて・・・を繰り返していた。

相当昔の写真だが、稲わらのくすぶるにおい同様に鮮明に記憶している。

ちょうど今頃の撮影(初掲載)

ReversalFilm(ベルビア) 600㎜  NikonF3

*先日、近くまで行ったが変わらない原風景が拡がっていた

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葉陰蝶 キチョウ・貴重なカットが撮れて几帳面な俺も羽目外す

秋雨と紋白蝶・撮った瞬間から記憶に残るカットになる

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