新潟市・福島潟
二王子岳に遮られた雲が次第に折り重なる一方で、山の端はいつになく澄んで、山なみが浮かび上がって見えます。
雲間に垣間見た三日月はオブラートに包まれておぼろ月のようだし、願ってもない朝焼けが現れそうで年甲斐もなくドキドキした。
ある程度明るくなるまで、車の中で待機してれば良いものを早々に土手に上がり、足元の覚束ない中を、右に左に行ったり来たり。
その様子はまるで夢遊病者のように見えた事でしょう。
まあ、それだけワクワクするような条件が整ったと言うことです。
そうとなれば、対するこちらもそれなりの心構えが必要で、カメラの位置とか、高さとか、方向とか、角度とか、錆び付いた頭をフル回転させて、その時を迎えたのでありました。
さて、朝焼け・・・意図した通りに染まりはじめました。
・・きた!きた!・・
そのまま、グワ~ンと広がれ~・・
二王子の上空から、こちらにかけてジュワ~と加速してきます。
RVP100 AI Nikkor 35 /f2s NikonF5 7月31日撮影
*数十カット撮影したが、掲載写真が一番見た目に近い色かな
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