Rollei Retro80s はピーカンが苦手

Cosina Foigtlander Ultron 40f2ⅱ Nikon F3

あくまでワタシの独断と偏見です。

異論はあって当然です。感じ方は人それぞれですから。ただ、ワタシが思うことはホントにワタシだけでしょうか。もしかすると似た考えを持ってる人が他にいるかもしれません。

私は自家現像初心者。しかもネガの現像だけです。現像経験は約4年。30年近くリバーサルフィルム一択でやって来て、フィルムの高騰やら地元での現像事業撤退などで、泣く泣くデジカメにシフトしました。そんな中、モノクロフィルムの安さ、モノクロの味わいなどに興味が湧いてきたのです。モノクロフィルムを使い始めた当初は現像を業者に委託してました。これはやっぱり経済的に痛い。参加してるSNS交流サイトを通じて現像のノウハウを学ぶことにしたのです。

Rollei Retro80s

このフィルムはおよそ50本程度現像してます。現像液は一貫してSPUR SilverSalt Dev.。フィルムの感度はノーマル80の設定が主流ですが、たまに50や25で撮る場合もあります。コントラストが高まるとか粒状性がより細かになる・・なんて聞いたものですから。ただし、80と50と25で撮影し、それを現像したネガを見比べても明確な見分けが出来ません。そうだ。Rodinalで静止現像したことが数回ありました。アレは一目でRodinalだと判りました。

季節を問わず繰り返し現像をしてると、フィルムの特性みたいなのが判ってきます。もちろん、現像時の水温管理、撹拌内容、定着時間なども影響していることでしょう。それらを考慮した上で記してます。

フィルムの特性

①晴天時に使用するとハイライト部が飛んでしまう
②晴天時に使用すると暗部が潰れてしまう

つまり諧調が乏しくなるような感じがするのです。

一方、曇りや雨天時では・・

①ハイライト部が微妙に抑えられる
②暗部に諧調がある
③しっとり豊かな描写になる

以上が、これまで現像してきたなかでのRollei Retro80sの僕なりの印象です。

今週末は天気があまりよくない予報です。ならばRollei Retro80sをカメラに詰めて撮影でも・・。けれども、現在カメラの中にはAdox HR-50が入っています。別のカメラにRollei Retro80sを詰め込んで撮影だ・・出来るわけがありません。そんなことしたら1本のフィルムを撮り終えるのに一月以上はかかってしまう。しがないサラリーマンの宿命なんでしょうね。

2023年春に撮影したフィルムを今回改めてスキャンした。
スキャナー:EPSON GT-X980
スキャンソフト:SlverFast9

薫風と人間ドック

梅雨入り前の空と予期不安

最近の記事
PAGE TOP