一月半ぶりの自家現像。真夜中、家の者が寝静まった頃、独り黙して作業した。水温は18.7℃(前回は16.5℃)。漸く自家現像を楽しむ季節がやって来た。
使用済みのフィルムは全部で3本。今日はそのうちの1本を現像した。ただそのフィルムの中には何が映っているのか判らなくなっていた。現像して初めて、あぁ~コレね、となるのだ。
現像は概ね順調。
難関のフィルムをリールの巻き取る過程は実にスムーズ。水道水は適温より2℃ほど低いため、湯を足したが24℃になってしまう。洗面器に水を張り氷を入れ、その中に容器を浸す。
じっくり時間をかけて水温調整した。
このフィルムの定着後のベースの色にはいつも驚かされる。あまりに濃いのだ。AdoxやRolleiの透明ベースに慣れてしまったせいだろうか、定着時間が足りなかったと焦ってしまう。過去の現像記録ノートに添付したフィルムベース片と比べるとほぼ一緒。そこで初めて安堵する。
SilverSalt Dev.:13.5min(30/60/1)
停止:30sec
定着:①6min ②5min(30/30/3)
予備水洗い:タンク換水5×5、10×3、20×2
QW:2min(30秒静止と攪拌)
本水洗い:予備水洗いと同じ
DW:精製水使用
現像液は購入後2年近く経過してる。小分け保存、保護ガス充填の効果だろう。
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