天井の蛍光灯を替えよう踏み台を捜しに行くと、踏み台の上に俺の内履きを見つけた。俺自身はここ数年履いていない。ジャイアンみたいな同僚女に貸しているうちに行方が判らなくなった。
ジャイアンみたいな同僚女は内履きを俺に返したという。
俺は返してもらった記憶がない。
まぁ、俺自身はほぼ履かないことだし、無くなっても困らない。返した返さないはさほど重要でもない。そんなことで内履きの行方は自然と記憶から薄れていった。
それが、倉庫を開けて踏み台に近づくと、「久しぶり~」みたいな顔で其処に在る。
こ、こ、コレ、俺んだよな・・なんでなん⁉
俄かに思考回路が動き出した。でもなぜそこに在ったのか、記憶は辿り着けない。
*踏み台を運び出す前に、予期せぬ再会を祝し、ポチったのでした
14日撮影(64+5)
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