慈光寺の参道を文字通り『右往左往』。
並び立つ杉はどれも大木で、樹皮には艶がある。此方の幹に手を触れ、次は彼方へ。そうしながら歩いたせいで通常なら本殿まで10分程度の道のりが1時間は優に超えた。
ひっそりと苔むす老杉
主張するオーラを感じたわけでない。苔むす姿が冬着を着こんだ老人に思えてくるから不思議だ。一歩引いて眺めると左右の肩にオーバーをひっかけたようにも見える。
足元のシダがアクセントとして効いている。
縦位置に、墨絵のように。毛皮のような厚い苔がどう見えるかだね。
五泉市・慈光寺 10日撮影
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