壁の秋・モノクロフィルムで撮る

Rollei Retro80s Ai-Micro Nikkor55f2.8s NikonF3

『足元の秋』に続いて『壁の秋』を取り上げてみた。

此方は県立K高校・芸術棟。蔦の絡まる校舎として有名だ。だが一般には解放されていない。「ほったらかしなだけなんじゃない」とこの高校出身の娘、会社の先輩女性は同じ事を言った。

それは普段から眺めている俺も判る。窓の半分を葉っぱが覆う。コレ、ほったらかし。錦絵のような壁前には先生方の車が駐車。コレ、壁の美しさに興味ない証拠。

思えば、俺だけカメラを向けて近所の人は知らん顔。

あぁ・・・だから、こうして生き延びているのかもしれない。

3日・文化の日に撮影

撮影の背景

しこたまコンデジでポチる。序にフィルムでパシャリである。横位置で構えたのは単に安定感から。蔦の紅葉を写したいのなら縦位置がスンバラシイ。でもモノクロだからね。

現像の背景

ダークバック内でリールにフィルムを巻き付ける。これさえクリアすれば現像は簡単だ。今回はスムーズに出来た。あの失敗から学んだ「左右のリールを広げ気味に持つ」所作が生きている。

現像開始前に前浴を3回おこなってる。嬉しいことに現像水温と同じ20℃。イカの炭⇒藍色⇒薄いブルー と排水色が変化する。水をしっかり切って現像液注入。

30秒回転攪拌、その後1分ごとに回転攪拌2回を終了まで繰り返す。

福島潟・モーニング サンシャイン

枯葉覆う参道の石段

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