不味い珈琲はごめんだ

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娘の定期通院の帰り、あるイタリアンレストランで昼ランチをした。

娑婆の空気に触れたい欲求は大切だ。

ランチは家族3人好みを選んで、それをみんなで分け合って食べた。美味い。ボリュームもある。お腹一杯になった。娘はうれしそうに食べていた。こういう普通の時間がなんと楽しいことか。

俺は食後にホットコーヒーを注文した。これがとんでもなく不味かった。

食事はおいしくいただいたのに、一気に興ざめした。

煮詰まった味だ。インスタントのほうがマシと感じた。

料理の美味しさと珈琲の不味さのギャップはエベレストとマリアナ海溝ほどの開きがあった。添えられたスプーン・・・なんじゃこりゃ。シュガースティック・・まだあったんだ。

サイドドリンクまで手が回らないんだろう。

生豆を燻し、その豆を挽き、熱い山清水で淹れる珈琲の味を知った者は外で注文すべきでない。

23日撮影・画像は加工してある

街路灯と朝焼け

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