前屈みで背伸びをする人

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流木のオブジェ。誰かが砂浜に打ち上げられた流木を拾い、砂地にズボッと刺したことぐらい容易に察しがつく。その人は何をイメージしていたんだろう。どう見えて何を感じたのだろうか。

僕は波打ち際を歩いていて、コレは単なる古木に見えた。近づいて周りをぐるり眺めているうちに、前屈みで背伸びする人、もしくはロープで重い荷物を引っ張っている人に見えてきた。

雲一つない空、遠浅の海、この方の影が平行に並ぶのをどれだけ待ったか。

この場面ではフィルムカメラでもかなり撮ってる。それだけ集中したんだろうが、見返すと「なんじゃこりゃ?」みたいなカットばかりだ。一工夫足りない。それが何かはワガラネドモ。

夏の終わりの海岸砂丘

熊に襲われませんように・山神様に祈る

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