扁額の鮮烈な青に釘付けになった。
強烈な青は以前から知っていたが、この日7日の午後は社殿を取り巻くように敷き詰めた白玉砂利がその内側を仄かに照らしていたせいか、青はより高貴な青紫となって輝いて見えた。
青紫色の塗料の中に貝殻の砕いたもの、螺鈿ほどじゃないけど、入ってんのかなぁ~なんて素人考えですが、頭に浮かんできましたね。それだけ輝いてたからね。
社殿の柱に背や左腕をあて、カメラの持ち手を安定させ、すこしでも構図に緻密さを求めたのは言うまでもない。背後の白く四角い襖窓を画面に入れて不均衡を幾らか解消させた。
毎度のことのようにブレは禁物だ。こうした色彩効果を狙った絵作りをする場合はブレは絶対にあってはならない。ブレると色が濁ってしまうからだ。色の切れ味が無くなってしまう。
カメラを構えていると背後にご婦人が立っていた。
どれくらい前からそこにいたのだろうか。撮影に集中するあまり気が付かなかった。
すぐに「ごめんなさい」と声をかけ軽く会釈した。
撮影後はしばらく境内を散策した。
手水舎に風車が添えられていて風が吹いてクルクル回っていた。
注:扁額に「船江」の文字。船江神社と合祀らしい。
7日撮影
白鳥飛来
今日の未明、布団の中で白鳥の声を聞いた。
アパートの上空を通過してるようだ。
昨夜から雨混じりの空。白鳥は晴れた日にやって来るんだがな・・と意識のはっきりしない頭で訝ってた。そのうち朝を迎えた。晴れてきた。雲が消えている。
「あの時、すでに雨は止んで、天候は回復してたんだ」と。
その後、午前中に、二つの編隊が南下していくのを見た。
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