親父を知る関係者が鉢物をすだれの前に持ってきてくれた。
よく家にやって来る方だ。
「花咲く頃は気がきでね~、見せ場の時期に合わせねば駄目だもんな」
「夏場は虫くっつくし。おめさん、あれ早よ捕らねば葉っぱ駄目ならんよ」
「わがっかね~、あ~? おめさん、聞いてらんだがね~」
菊作りする人の情熱は半端でない。目が血走っている感じだ。
シャッターを押す間もず~と話し続けてくる。
写真は【大輪菊、黄色厚もの】。この後に【白色厚もの】、【管もの】と出品作を撮影していったが、この間も取り憑かれたよう熱弁は続いた。
でも、これくらいの気構えでないといけないらしい・・・。
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