自転車通勤をしてると季節の移ろいを身近に感じる。車の往来の激しい幹線道路を避け、人影もまばらな小径を選んで走っていると、日々盛り上がっていく道端の草木に自然と目がいく。
たっぷり雨水を吸い込み、陽を集めた草木が両脇から覆いかぶさっていく。
ペダルを漕ぐ僕は触手の様に伸びた枝葉をうまく交わしながら前に進むことになる。
そんな時期にこの花が小径に彩を添える。
たそがれに浮かぶ花々を一度だけ蛍と勘違いしたことがある。
朝を迎えて咲いてるこの花を松宵草なのに何故と思ったこともある。
7月21日撮影
*予約投稿
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