【二島由起夫】フラッドヘッドスキャナー EPSON GT-X980の盲点

Rollei Retro80S Ai-Nikkor 24f2.8s NikonF3

三島由紀夫のイタズラか?

撮影後に気がついたんだが、「三島」じゃなく「二島」になってる。ネガをルーペでチェックする。「三島」である。なんで?別のコマをチェックする。やっぱり「三島」である。

なのに、スキャン画像は「二島」だけでなく「一島」もあった。

スキャン時にスキャナーの埃除去機能が働き、漢字の横棒が埃と認識されて、消されたのかもしれない。でもモノクロフィルムのスキャンでそんな機能が働くのだろうか。

「三」漢字を埃と認識するなんて考えられない。

じゃあ、なんだろう?

光の加減でこうなったと考えるしかないのだが、やっぱり納得がいかない。

もしや三島由紀夫のイタズラか?

因みに氏の作品で一番好きなのは『金閣寺』。

飲み屋街の一角。たまたま店の壁みたいなでかいドア開いてて、その内側に貼られたポスターだ。「おぉ~!三島!」思わず声が出た。店の中を覗くと、店主らしき人が椅子に座って本を読んでいた。

「あんな薄暗い場所でよく読めるもんだ」と思ったけど、口にせず、「三島由紀夫のポスター撮らせてくれませんか」と声を掛けた。「いいよ!」と。ラッキーである。風でデカいドアが団扇のようにゆっくり開閉を繰り返す。よりによって感度80のフィルムである。仕方ない。1/60秒でいく。

撮影後、店主らしき人を見たら読書に集中してる。「どうも!」と言うと、「どうも~・・・!」と言ってくれた。ありがたい。ちゃんと写ってるか、心配は現像終了まで続いたのでした。

3日撮影

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