Kodak Tri-X400 cosina voigtlander ultron40f2 NikonF3
10日の小針浜。
浜茶屋の関係者と覚しき方々がボートのカバーを掛け直したり、ヘンテコなキャタピラ車を動かしたり、静かな波打ち際、日本海に向かってションベンしたりしてたな。ナニは確認してないけど、あの後ろ姿は両手をナニに添えてる感じでちょっと中腰で、最後に体を上下ブルブルしたもん。
アレ見たら、気持ち悪くて波打ち際へ寄れない。
歩を向けてたのを止めた。それで偶々真横にあったコレ撮ってる。大雨で砂地に川が流れ、コーンの底部が川の流れで削れ、それが倒れて、飛び砂で・・こうなった・・と推察した。
NikonF3銀兄
銀兄とは所有する2台のうち製造No.が古く、銀色のシャッターボタンを嵌めてるから。コイツのはじき出す露出計に疑問を持ちながら付き合ってきたが、とうとう我慢がならなくなった。
明らかに露出値がおかしい。
このカメラはほぼモノクロフィルムを詰めてて、撮り終えると自家現像してる。数種類のフィルムで撮影してるが、現像後のネガが極端に濃い。露出オーバー、現像過多である。
しかし、現像時間はキッチリだ。現像温度もレシピに添う。
現像途中で温度が上昇するのを見越して数回、冷水にタンクを浸してるし、攪拌も静かに丁寧にやってる。なのにである。何度現像しても似たようネガの濃さ。それで撮影時には被写体にもよるがカメラの出目数値から1段もしくは1段半アンダーでやる癖がついた(この癖は別のF3に詰めてるリバーサルでも引き継いでしまい、此方は結果的にアンダーポジになるケースが増えてる)。推奨現像時間を私なりに短縮することを覚えた。トライXをSilversalt現像液で臨む場合は13分のところ11分30秒から11分。
写真
出目数値から半ステップアンダーで撮影してる。現像時間は11分30秒(推奨より1分30秒短め)。現像時間は個人差があるからなんとも言えないが、それでもネガはオーバー気味。
なんでやん!
ここまでしてもこうである。
攪拌内容に問題なし、現像温度の上昇にも気をつけてる(例えば現像液に入れてる水温計が20℃を示していても、かき混ぜると水温が1.5℃ほど一気に上昇する。それが下がり落ち着いたところで作業を開始するようにしてる)。
カメラが問題だ。
別のカメラと比較する。両者ともレンズを外してオートで同じ光源へ向ける。1段の差が出る。おかしい方は常に1段は明るい(シャッタースピーが遅い)。
本間さんところへ連れて行った。一月以上かかっちゃうが仕方がない。
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