今朝である。4時13分の鳥屋野潟である。
もはやユスリカはワタシを完全におちょくるようになった。
彼らは草叢の中に潜んでいて、ワタシがやって来ると舞い上がり、囲い始める。
中には体当たりしてくるヤツもいて、此方は腕を伸ばし捕まえては手の内で押し潰す。そうしている間にも彼らはワタシの頭上近くに虫柱を形作り、カメラの前へ移動すると左右鈍く揺れ動くのだ。
此方はジャンボ団扇で対抗する。立ち位置を変える。
しかしである。仰いだ風の効果は長くは続かない。
バラバラに散った彼らは、磁石があるかのように吸い寄せられ、まとまっていく。
コン畜生である!
左腕だけでなく体全体を使って団扇で追い払い、カメラの前に澄んだ空間が出来てる間にシャッターを押しているが、呼吸を整える余裕がない。
こりゃあ、かなり苦しい。
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