ACROS100Ⅱ Ai-Nikkor 35f/2s NikonF3
ゴロゴロとカミナリ様まで唸りだし 突風が背中をドスンと叩いた
凄い勢いで雨雲が駈けていく
鉄の箱は表情ひとつ変えずにそこにある
時空の狭間を垣間見ているような不思議な感覚
Gメン75の世界
新潟東港のコンテナヤードですね。
奥まったところで至る所フェンスで囲まれてるし、通りを進んじゃうと捕まってしまうんじゃないの的な雰囲気がプンプン漂っていましたわ(最初のイメージだよ)。
それでね、車を止めてどうしようかモジモジしてたら、脇を軽トラがドッドッドッとエンスト気味に通り過ぎるわ、釣り竿片手に自転車乗りがフラフラと横切るわで、僕もついて行っちゃったんだね。
彼らは岸壁から魚釣りが狙い。
僕はそうでなく、岸壁と反対側に目を転じてみた。
「おぉ~・・まるでGメン75の世界」と。
オープニング映像だね。アレを思いだしたんだね。頭に浮かんだようで浮かばないアントキの曲が・・ホレ、ソレ・・なんだ?的になっちゃったけど。
まっ、そんな光景に「こんなのあったんだぁ~」と驚きましたわ。
更に驚いたのは天候の急変だね。
そのせいかどうか分からないけどサイレンが鳴り響いて、回転灯をクルクルさせた四輪駆動車がジワジワ距離を詰めてきて、何も言わず通り過ぎて岸壁の方へ行っちゃうし・・。
雲の流れ激しいね。だんだんぶ厚く濃くなっていく。
大気も急に冷たく感じて。
そして、どんどん暗くなっていったんだ。
写真はそん時の。
水平を若干、故意に傾けている。
この記事へのコメントはありません。