残念で仕方ありませんね。目立つ花ばかりをガバッと根こそぎ持って行かれてしまった。今年はこんなケースが実に多い。
撮っては盗られ、撮ろうとすると、もうそこにない。
情緒豊かな日本にあって貧困なる精神の一端を垣間見てしまい切ない気分になった。掘られて穴が空いたその近くにはお茶のペットボトルが捨てられてある。
どんな風に盗んでいったのか、その姿が目に浮かぶ。
毎年のことなんだが今年は特にひどい。
自分はどうだ?
コロナ、コロナで世間の目が一点に集中している間に巷では淀んだヘドロが浸食している・・と言いつつ、じゃぁオイラはどうなんだ?
自問してみた。
盗ってはいないが、靴底で踏みつぶしてないか・・地表近く根の部分を踏んでいるかも。自身の行為は歪めて解釈し、相手を攻撃しているのは誰なんだってね。
大岩鏡
ピント位置に不安を感じて、翌日に撮り直しに出掛けたが、もうソコには無かった。やはり、いや当然ですが、その時にやれるのならやるべきなんだな。
こうした総状花序の植物はどこにピントを置けばよいのだろう。
一番手前の花びらか、花芯がチラリ覗いた部分か、それとも奥の個体にするか・・悩んだ挙げ句に全部のパターンを撮影してみたんだ。
でもでも、これじゃあダメなんだぁ~。
RVP100 Ai-Micro Nikkor 105f/2.8s NikonF3 4月25日撮影
*写真は月岡温泉近く本田集落内の小高い林の中。もちろん自然保護区域。民家近くであっても植物泥棒の出没は後を絶たたない。地元の住人の中には「警察とかに話すと後が怖いし」と話す人もいる。トラックでやって来た数人組が綺麗な実をつける木を持ち去っていった・・という話は有名。その時の穴ぼこは数年経た現在でも痛々しく残っている。
10人と体温
ゴールデンウィーク期間中、面と向かって会話した人の数。
身内3人(妻と娘と実母)、カメラ屋2人(30代と思われる男性、20代と思われる女性)、同僚1人(たぶん40代男性)、コンビニ店員2人(同じ女性10代か)、撮影場所で出会った親子2人(30代と思われる父親、10歳に満たない女の子)。
体温36.4度(自分にしては高め)
・・こんなこと毎日メモすんのかな・・
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