この猩猩袴、よく出かける撮影場所の突端にあって、葉が出始めた頃から知っている。いや、毎年同じ場所で花を咲かせているから、馴染みの個体。
うっかり靴底で踏んでしまいそうになるほど、小径寄りに躰を傾けている。
今季は数回このバカマを跨いだ。
それで気が付いたんだ。
躰はせり出してるのに花の向きが逆なんだね。
なぜなんだろう?
陽が昇る方向は花を向けたアチラ側なんだね。
そのせいなのかな。
でも藪とか枝とか色々ごちゃついている。
いっそのこと、小径側に顔を向けた方が髪をなびかせやすいのに。
やっぱり顔が大事なのかも知れない。
だから花茎という背中で花房をガッチリとガードしてるんだ。
根が張った場所が場所だけに小径側に花を向けるとキズが付きやすい。大切な顔は守らねば・・そんな風に思える。
それにしても「うなじ」が色っぽい。
RVP100 Ai-Micro Nikkor 105f/4 NikonF3 新発田市 3月28日撮影
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