フキノトウを天ぷらにして食べたら、旨かった。
こんなに旨いものとは知らなかった。
昨年まで写真に撮るだけで、摘まんで食べるなんて考えもしていなかった(いや、考えることはあったな)。
フキノトウの天ぷらはスーパーでパック物を買って食べた程度。
写真を撮っている片隅で親子や仲間同士がワイワイ楽しく摘まんでいる姿を見ていたら「そんなに旨いんかなぁ~」と興味が沸いてきたんだね。
タラノメ、コシアブラはガンガン食べてるくせに(いや、金がある時に限る)フキノトウは積極的に口に入れる食べ物ではなかった。
タイミングよく母が「おら、フキノトウ、食べてぇ~」と言ってきたので、「じゃあ撮ったら採る」と。
撮影しながら服のあらゆるポケットに摘まんだフキノトウを押し込んでいく。
ポケットがパンパンに膨らんできたんでそれで止めたんだが、手についた匂い、ありゃぁ~独特で、春だなぁ~と実感したのでありました。
母は蕗味噌、俺は天ぷらにした。
娘が卵アレルギーなんで小麦粉は水だけで溶かした。ただし、水は山から汲んできた山清水。あっ、フキノトウの下ごしらえも山の水でやったんだ。
油は女房のこだわるゴマ油。
女房に「作ってくれ」と言ったら、「自分で採ってきた蕗は自分で料理すると旨いんだよ」と。なんだか催眠術みたいんだけど、そうしてみた。
パソコンで造り方を見て覚えて実践したらアララ、とんでもなく旨い!サクサク、アツアツ。ビールがガンガンすすむ。
*写真の蕗も撮ったら採った食った
RVP100 Ai-Micro Nikkor 105f/2.8s NikonF3 胎内市 3月15日撮影
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