コウホネの群落を紅く染める福島潟の夜明け・Ai-Nikkor35f2s

湖面の所々にコウホネの群落が出来上がってきました。

その間を埋めるようにヒシも食指を伸ばし、ジワジワと水面が覆われ始めています。

小舟の行き来するだろう水路だけは障害となるそれらは除去されているようで、次第にその通り道が浮かび上がってくるのも、もう、そろそろといった案配です。

土手の上に三脚をセットし、斜面に腰を下ろしオニギリをパクつき、家で焙煎した珈琲をカップに入れて飲みながら朝焼けの時間を堪能していたのですが、カップの中に周りを飛び交う小っちゃな虫が入り込んでしまうのですね。

手で追い払ってもいつの間にか集まってきて、空中でワヤワヤやりだす。その片割れがカップの中にポトポトと落ちるのでしょう。

気にせず呑み込みましたが喉を通過する度に分かるのですね。異物を呑み込んでいるって。

大好きな珈琲を飲みながら、近づく朝焼けの時を待つのも善し悪しであることをよく分かりました。少なくともこの時期は。

この日は土手を見渡しても私を含めて3人しか居ません。それぞれ、圏界みたいなものがあって、声が通らないほどの間隔を空けているのも面白いものです。

写真は35ミリの広角を使用しています。

ちょくちょく24ミリと交換したりしてパシャパシャやったりしてますが、画角が広くなると入れたくもないものが画面に入り込んでいました。

それで35ミリで撮影した方を掲載しています。

この後、場所を変えて移動した山懐でトノサマガエルと出会ったのでした。

RVP100 AI-Nikkor 35 f/2s NikonF5 24日撮影

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