膨らみかけた蕾の中にチビバッタを見つけた。フキバッタ・・と呼ぶらしい。
慎重な足運びで近づいたわけでなく、「あの花はなんだろう」とガサガサ歩いて、ほぼ真上から覗き込んでみたら、蕾の内側にへばり付くような格好でいたのですね。
緑色の小さなバッタはよく見かけていますが、茶色いバッタは見慣れていないせいか、かなり地味な装いと感じました。
バッタちゃんだけでなく蕾全体の姿が判るような位置から。
背後は林脇の緑。その緑の濃淡がどうも気になってしまうのですね。人の目で見ても緑の濃淡がこの上ないのだから、フィルムだと更に強調されてしまう。
デジタル写真にありがちな“色のあとのせ”は好きでない。それなもんで、少しオーバー目に露出をかけています。濃淡が少しはとろけるだろうと。
RVP100 AI Micro-Nikkor105 f/2.8s NikonF5 胎内平 5月中旬撮影
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良いシーンに出合えましたね。ずいぶん前に似たような場面を撮ったことがあって、
もう一度と願っていますが叶いません。今年も難しそうな気配です。
どうも。これがルリタテハにフラれた後に出会った小さなバッタです。