雪の声

「とうとう逝っちゃたかな」・・そう思われるのが嫌なんであんまり喋ったことないけど、子供の頃に降り積もる雪の声を聞いたことがある。

その雪の声を久しぶりに聞いた。

道路を行き交う車の喧噪を遠くに追いやる雪でも、空から落ちてくる姿をじっと見つめていると雪の音が近づいてくる。

雨合羽に当たって弾ける霰の音ではなく雪同士が大気中で擦れたりぶつかる音。それが連続して会話している声となって聞こえてくる。

耳鳴りかと思い地面や水面に顔を近づけると、より確かに聞こえてきた。降り積もる雪の音が加わったんだ。

響く音

小さい頃、夜、布団の中で道路に積もった雪を除雪するブルドーザーの動き回る音を聞いているのが好きだった(いつの間にか眠っていたかも)。

遠くで聞こえていたのがだんだん近づいてくる

黄色い回転灯が窓を明るくする

そのうち家全体がガタガタ震え出す

怖いというよりワクワクしてきたなぁ。「もしかしたら学校行かなくてもいいかも」とも、かなり真剣に考えたりしたものだ。

まあ、これは雪の音では無くて機械の音なんだが、生活に密着している範囲で耳にする雪の音は意外と心を鎮めたり豊かにする効果があると思っている。

写真は12月6日早朝。場所は違えど同じ時間、人波に揉まれ通勤する人々が確かにいる・・そんなこと考えると不思議な気分になってくる。

ラリってる訳じゃないからね、念のため。

鳥屋野潟公園内の石灯籠。背景は池で、よろっとシャーベット状になりだすころ。

RVP100 Ai-Nikkor 180 f/2.8s ED NikonF5

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侘び色の実

泡沫の流れ

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