昨年撮影していながら、そのまま忘れかけていたポジ。
実はこの写真を撮るまで野生のカタクリを見たことがない。それだげ出不精というか、近くの被写体で欲求を満足させる程度の趣味だったのですね、カメラが。
ですから此処関川村の鷹巣キャンプ場で風になびくカタクリの群落を眺めたときは言葉も出なかった。はじけるような生命、その躍動感は圧倒的で僕が小さくなっていくようだった。
無数の花々からリズミカルで二つ並んだ元気のいい花弁を選び、両方にピントがくる位置からパシャリ。背景の鶯色は起伏に富んだ小山の斜面。
ちょうど陽が当たり輝いていた。
過去記事 初掲載 2014年4月撮影
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