約4時間、市民病院にいた。前立腺生検のための問診、心電図、胸部レントゲン、血液検査、尿検査、そして入院に必要な書類の作成や説明で1時間半。2時間半は待ち時間だ。待ち時間の内訳は問診に辿り着くまで1時間半、検査が終わり会計処理に1時間。不思議な光景だ。誰一人として文句を言わず、静かに椅子に腰掛けている。大人しい日本人の縮図を垣間見た気がする。
僕の場合は入院と言っても検査入院。せいぜい2泊3日。
場所の特定があやふやなターゲットに向け採取針を10本近く打つ。「肛門からグイッと・・・」「麻酔かけるから痛みは感じない」と医師。ただ入院日は未定。僕みたいな患者で混んでいるという。「そのうち病院から連絡がいくから・・」。数か月先のようだ。
漸く会計を済ませ外に出ると、真夏を思わせるギラギラ太陽が待っていた。昨日より今日のほうが強烈な陽射し。車で街まで行くつもりが近場で写真散歩。疲れたんだろう。
総じて、何事もなく日が暮れていく。昨日今日と斜光が美しい。













