貨物船の横顔・奥のコンテナ船を画面のどの位置に持ってこようか

ACROS100Ⅱ Ai-Nikkor 35f/2s NikonF3

釣り人が一人もいない岸壁なんて初めてです。

この岸壁にはオレンジ色した工作船が2隻停泊してるのをよく見かけますが、停まってる場所は隅。広い岸壁は釣り人のためでもあるかのようなその姿勢に敬意を払いたくなります。

ところがこの日はこんな感じでデ~ンんと。

数日間、海が荒れていたから緊急避難してたのかな。

ま、そんなことより船はゴツゴツして、潮と錆の独特の船体臭を圧倒的な迫力で放ってる。

加えて陽の光。雨上がりの陽射しは冬でも直線的で鋭いから、陽に照らされたその部分は顕微鏡で覗いたみたいにギロン、ギロンに黒光りしてるのです。

写真

余計なモノを排して作画するつもりでいたのですが、遠くコンテナヤードで“キリン”が貨物船にコンテナを積み込んでる様子が見えまして、そこだけ浮かび上がってるのです。

海上の雲が暗く落ち込んでるからそうなんでしょうけど。

それで手前のゴツゴツした横顔と絡めて撮ったのでした。

12月下旬 新潟東港

現像:D-76原液 22℃ 6分40秒(30/30/2) 二浴定着 水洗いは予め適温に近づけておいたバケツの水をタンクに注入、攪拌、排水をいい加減飽きてくるまで続けていたのでした。

(蛇口からのジャ~はやってません)

鉄の顔・正面からの眺めは人間顔・アンカーはメン玉でアレが鼻

狐につままれる・リバーサルフィルムを入れたF3で撮らなかった?

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