写真は新潟県スポーツ公園、自販機設置場所。
なんとな光景に立ち止まってしまいました。
ゴミ箱はお腹一杯で仰け反っているのに、尚も詰め込まれ、その足元に至っては“食べ残し”が散乱。
ただ検分するにコンクリートに直置きされたペットボトルは整列している。少なくともここに置いた方は一抹の罪悪を感じていたに違いない。
そうは言うものの、ゴミ箱が満杯なら持ち帰れば良い。
これを撮影したのは今日日曜の早朝。これからお片付けに取りかかるのだろうが、掃除する人は大変だろう。
せめても・・と思い、周辺部に散乱したペットボトルを一箇所に拾い集めておいた。この時に散歩中のご高齢の夫婦が近づいてきて、手伝ってくれた。
あれはありがたかったなぁ。
しかし、集めたはいいが、それ以上どうすることも出来ません。
思い出しました。
昔、散らばったゴミを集めていたら、通行人にこう言われた。
「そうやってどうすんだ?」
一瞬、ギクッとなって唾を飲み込みました。
「ただまとめただけで、放置と一緒」と。
それも吐き捨てるような言い方でなく、極めて冷静な顔つきだったから、尚のこと固まってしまいました。
ある意味、その通りかもしれないな。
ゴミにまつわる苦い思い出でした。
RICOH・GR2
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